ショートニングについて
フーで使用しているショートニングは
水素無添加なのでトランス脂肪酸を含みません。
トランス脂肪酸の話
トランス脂肪酸とは、油脂の構成成分である脂肪酸の一種で、主に植物油を加工て作るマーガリンやショートニング、それらで調理される食品に多く含まれています。過剰に摂取すると悪玉コレステロールを増やし動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高めると考えられています。液体状の植物油を固体化するためには水素を添加する工程が必要となりますが、その際トランス脂肪酸が生じます。欧米ではオーガニック商品生産過程においてこの水素を化合させる方法を違法化しました。水素添加油が引き起こす健康へのリスクについて消費者の意識が高まったことを受け、2006年12月米国ニューヨーク市はレストランでのトランス脂肪酸使用の禁止を世界で初めて決めました。
原料について
このショートニングの原料は有機栽培パームのみ。最適な熟度で収穫したパームを新鮮なうちに搾り精製し、何も加えず、最小限の加工で、栄養をできるだけ損ねないように仕上げたフレッシュなオイルです。製造過程で水素添加しないのでトランス脂肪酸を含みません。しかもノンコレステロール。もちろん添加物・保存料不使用、アレルギー物質も含みません。
パーム油をめぐる環境問題について
パーム油が環境破壊をしている、パーム産業で働く人たちが劣悪な労働条件で働かされているという話を耳にされたことがあるかもしれません。このオーガニックショートニングは環境と生産者の生活に配慮して作られています。
パーム農園は、すべて有機JAS認証を受けて環境に配慮した有機農法を実践しており、森林伐採や、水質汚染・農薬汚染を起こしません。エコサートのフェアトレード基準に沿って運営されていますので、生産者は安定した価格でパームを売ることができ、圧搾・精製工場では、強制労働や児童労働はなく、労働者の権利も守られています。
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